【終了】大宮「給食カフェ1年6組」レポ – 現役大学生が企画!子育て応援のため低価格で提供
懐かしの学校給食メニューが楽しめる「給食カフェ1年6組」が、期間限定で2023年3月5日(日)オープンしました。
6月いっぱいまでの期間限定でのオープンでした。
・給食カフェ1年6組
・埼玉県さいたま市大宮区大門町3-108
目次
給食カフェ1年6組って?
「給食カフェ1年6組」は、現役大学生3人が企画運営する、大人にとっては懐かしのレトロな給食メニューを、“低価格”で提供するカフェ。手作りのあったかいランチは500円で、さらに小学生以下が注文できるお子様用メニューはなんと150円で提供。
店舗は大宮・氷川参道からほど近く、毎週日曜日のみ・ランチタイムの営業となります。
子ども食堂やフードパントリーのボランティアもしている、ありささん、あやのさん、くるみさん。3人はさいたま市生まれで、小学校からの幼なじみ。
お子さんや子育て中のパパママはもちろんのこと、学生から高齢の方まで幅広い層に“気軽に”利用してもらいたいという想いで、給食カフェをオープンしました。
実際に利用してみた感想
取材者懐かしの給食メニューを堪能できただけじゃなく、時を経て自分の思い出の味を子どもと共有できている・・・!というのは感動的でした。
取材者お店はアットホームな雰囲気で、スタッフさんやお客さん間でも会話が生まれ、“地域のコミュニケーションの場”にもなっている所が素敵だなと思いました。
後半に詳しいレポートもまとめているので、ぜひ見てください。
給食カフェ1年6組の公式インスタグラム
オープン初日は即満席となり大好評。3月中は、完全予約制とのこと!公式LINEから申し込みましょう。
公式Instagramのプロフィール欄にあるリンクから行けます。
給食カフェ1年6組の基本情報
店名 | 給食カフェ1年6組 |
---|---|
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区大門町3-108 |
最寄り駅 | 大宮駅東口から徒歩7分 |
営業日 | 毎週日曜日 |
営業時間 | 10:30~13:00 ※今後変更される可能性もあるので要確認 |
席数 | カウンター6席、テーブル12席 |
支払い方法 | 現金、PayPayなどQR決済、クレジットカード |
駐車場 | 店舗前の通り沿い(駅方向)に有料Pあり |
SNS |
手作りあったか!給食カフェ1年6組のメニュー紹介
オープン時は「揚げパンセット」「ソフト麺セット」の2種類でした。価格は大人500円で、小学生以下が注文できるお子様用メニューは150円で提供。
野菜を提供してくださる方との素敵なご縁があり、この価格を実現することができたそう!
今後、新メニューの追加もあるかもしれません(^^)
揚げパンセット 500円
「揚げパンセット」。4種のフレーバー(シュガー・ココア・抹茶・きなこ)から3つ選べる、ミニ揚げパンが主役のランチセット。
豆腐のスープ煮、コーンサラダ、冷凍みかんつき! ※ドリンクは+100円
ソフト麺セット 500円
もう1つはソフト麺セット!ソフト麺、スープ(わかめ汁)の他に、コーンサラダとスパイシーポテト(カレー風味)つき♪ ※ドリンクは+100円
懐かし~!と思った方も多いのでは?(^^)私も思わず童心にかえりましたね・・・。
メニュー構成についても、3人が「懐かしい」「あの味をまた食べてみたい」と思うものをチョイスしたり、さいたま市の食育サイトを参考にしたりすることもあるそう。
お子様用 150円
こちらは揚げパンセットのお子様版!※ドリンクは+50円 大人との違いは、揚げパンが2つという点。
これで150円とは・・・(❤︎Ꙭ)
ドリンク 各100円(お子様用 50円)
ドリンクメニューは3種類!
- 牛乳
- コーヒー牛乳
- リンゴジュース
レトロな牛乳瓶が、1年6組のロゴ入りでかわいくなっちゃってます~!
クラウドファンディングもスタート!
引用:CAMPFIRE
「給食カフェ1年6組」では、クラウドファンディングを開始。
集まった資金は、店舗のレンタル費用や食器などに充てたいとのこと。これまでは、仕入れや試作にかかる費用を3人で工面したり、無料で借りられる公民館でメニュー開発したりしていたそうです。
のちほど運営者の皆さんへのインタビューもご紹介しますが、3人の活動を応援したいと思った方は、クラウドファンディングのページもぜひ見てみてください。
給食カフェ1年6組に行ってみた!
「給食カフェ1年6組」さん、オープン初日にお邪魔しました!
こちらのシェアキッチン、内装もそうなんですがレトロな佇まいで素敵なんですよね。
3月は完全予約制とのことですが、初日はすぐに満席となってしまったようです。私達もギリギリ間に合いましたが、予約はお早めに♪
店舗の右側に通路があり、ここから入っていきます。「1-6」の札が、味出てますね(*^-^*)
この通路には砂利が敷かれており、店内もそこまで広くはないので、ベビーカーは店舗前に置くほうが良さそうです。
ノスタルジックな店内の様子
席はカウンター・テーブル合わせて全18席!子ども椅子は無いようでしたが、補助椅子(お食事クッション)が借りられるので、希望される方は予約時に伝えると良いかと思います!
あたたかい照明に包まれ、ジブリのBGMが流れてたりして、なんだか落ち着く雰囲気。逆に子ども達にとっては新鮮な空間かもしれませんね。
お客さまは、おひとり・ご夫婦・子ども連れなど様々で、年齢層も広い印象。
席に通してもらうと、黒板風のデザインがかわいいメニュー表が。さっそく選んで注文です♪
黒板と言えば、こんなミニチュアがありました↓
他にも遊び心あふれるミニチュアや装飾があるので、見つけてみてくださいね。
インスタグラム『駄菓子ゲットキャンペーン』やってました!写真+ハッシュタグ投稿すると、もれなく駄菓子がもらえちゃいます(^^)
アットホームで居心地よく過ごせる
バンダナとエプロン姿のスタッフさんはなんだか親近感があり、お客さんとの間に自然と会話も生まれます。また希望者には記念写真を撮ったり、「がんばってね、応援してるよ」と声をかけるお客さんもいたりして。
地域の人が楽しくコミュニケーションを取れる場にもなっている所が素敵だなと思いました。
和やかなムードのおかげで、私たちも肩ひじはらずに過ごすことができました。
給食メニューを実食!
楽しみにしていた給食とついに対面~!シンプルな白のプラ食器も雰囲気出してます。
まずは「揚げパンセット500円」。せっかくなのでコーヒー牛乳(+100円)もオーダー。
揚げパンの種類は、ココア・きなこ・抹茶にしました!1個あたり10センチ程でしょうか?このくらいならペロリです。
揚げパンは各フレーバー濃厚で、食べ比べできるのも楽しいです♪
おそらく揚げパンデビューとなった娘。口元をザラザラにしながら完食しました!隣のお子さんも『揚げパンめっちゃ美味しい』と言っていて、子ども達と同じ気持ちを共有できて、おばちゃんは感動・・・。
「お子様用揚げパンセット150円」に牛乳追加(+50円)。揚げパンが2個という点以外は大人と同じもの。野菜がしっかり摂れるのがありがたいです~。
このコーンサラダ。一口食べたときに「あ~この味~!!」って、雷に打たれたような衝撃(笑)でした。お酢の味付け、コーンの甘み、くたっとしたキャベツ・・・ここで口にしていなければ一生思い出すことは無かったかも・・・なんて思ってしまいました。
具だくさんな豆腐のスープ煮は、パパにとっては懐かしの味だったみたいです。人によって感覚が違うのも、これまた楽しみ方の1つ。
お次は「ソフト麺セット500円」に、スタンダードな牛乳(+100円)を追加。このソフト麺、しっかり温められていてホッカホカなんです。冷めにくいので最後まで美味しくいただけます。昔学校で食べたソフト麺は、ぬるかったなぁ(^^)
パパが麺を分割せず全投入してしまう事態・・・オーマイガー!食べ方は人それぞれなので仕方ないけれど。いただきます!
もっちりした麺が、濃いめのスープに絡んで美味しい。スープはしめじ・わかめ・大根・人参・おあげ・鶏肉など、具材たっぷりで大満足。
スパイシーポテト、外カリッ&中ホクッって感じで思ったよりもスパイシーでした!思い入れのある人は多いかも。
瓶の牛乳は、まず口に触れたときの感覚が懐かしかったです!コーヒー牛乳はちょっぴりビターでしたよ。
家族3人分、ドリンク追加しても総額1,400円。素敵なご縁・ご協力もあっての価格設定とのことですが、美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
実食レポまとめ
揚げパンやソフト麺といったメイン料理に注目しがちですが、実際食べてみると、副菜や汁物なども一品一品なんども試作を重ねて仕上げたのが分かる味。
美味しさだけでなく、人の記憶に残っている懐かしの味を再現するのは簡単なことじゃないですよね。
自分の幼少期の感覚を、いま子どもと共有できたというのが感動的でしたし、娘もこの日初めて食べた料理もあったりして(野菜もたくさん食べられた!)、私たち家族にとって記念の日となりました。ありがとうございました。
これから来店する皆さんも楽しい思い出ができますように。
給食カフェ1年6組 運営の3人にインタビューしてみた
3人でお店を始めたキッカケは?
取材者3人の出会いから、お店オープンまでの大まかな経緯を教えてください
もともと小学校からの幼なじみで、初めて同じクラスになったのが中1のとき。それが店名にもなっている「1年6組」でした。
このプロジェクトを立ち上げたキッカケは、大学生になって私が保育園でアルバイトしていたときに、親御さんと接するなかで子育ての大変さを痛感したこと。
仕事も子育ても頑張っているお父さんお母さんの姿を見て、もっと直接的に応援したい、役に立ちたいなと思ったんです。
それで「いつかやろうじゃなく今やろう!」と思って2人に声をかけたのが去年の夏頃だったんですけど、そこで意気投合しました(^^)
(※このあたりのキッカケやプロジェクト内容なども、Instagramで紹介されているので必見です)
普通だったらカンタンに踏み切れることじゃないですけど、「ありさが言うなら大丈夫」って。
塾でアルバイトしていたり、全員子どもが大好きなので、すぐ“やろうやろう”ってなりました。
取材者そうは言っても、メニュー開発やオープン準備、広報活動まで3人だけだと、苦労もあるのでは?
SNSの運用・クラウドファンディングとか、もちろん悩むことはあります。でもたまに失敗しながら3人で試行錯誤して、チャレンジすることが楽しいですね。
本当に楽しい気持ちだけで。“苦”と思ったことが一度もないです(笑)
みんなで子ども食堂のボランティアもしているんですけど、そこで出会った方が野菜や調理場所を提供してくださったりして、いろいろな方のご協力もあります。本当にありがたいです。
給食カフェというコンセプトにした理由は?
取材者“給食カフェ”というコンセプトにしたのはなぜですか?
子どもやお父さんお母さんを応援したいというのが原点なんですけど、“子ども食堂”と言うと『「孤食」や「生活に困っている人向け」というイメージがあって、利用しにくい』という方もいるかもと思ったんです。
そうではなくて、「もっと“気軽に、しかも安く食事を楽しめる場”として利用してもらいたい」という想いで、“給食カフェ”という形を取ることにしました。
たとえば学生もフラッと立ち寄ってほしいですし、懐かしい給食を楽しんでみたい!という大人にも利用してほしいなって。
子どもや子育てファミリーはもちろんですが、学生から高齢の方まで幅広い層が気軽に利用できるお店を目指しています。
大宮にオープンを決めた理由は?
取材者皆さん、さいたま市ご出身ですが、大宮に出店を決めた理由は何ですか?
埼玉県、できれば地元のさいたま市に出店したいと思ってシェアキッチンを探していたときに、「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)氷川参道店」さんを知りました。
氷川参道に面したこの場所なら、家族連れの方も多いですし、散歩がてら立ち寄りやすいかなと。
店内もレトロな雰囲気があるので、“給食カフェ”のコンセプトにピッタリだと思いました。
取材者実際行ってみると、黒板やロッカーのミニチュア、ランドセルの実物なんかもあり世界観があって楽しかったです♪
3人が現役大学生であること、また利益を考えていないということもあり、お店は期間限定でのオープンとのことですが、私たちも出来る限り応援したい気持ちです。
そして一人でも多くの方に3人の活動を知ってもらい、お店に足を運んでもらえたらと思います。
給食カフェ1年6組の場所はどこ?
大宮駅東口から徒歩7分。シェアキッチン「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)氷川参道店」です。お店の向かって右側に入口があります。
- \ この記事をシェアする /